ニコニコ生放送&Ustreamの同時中継を繰り返して、ある程度一般化できそうなお約束が見えてきましたので、皆様に共有まで申し上げます(*゜ω゜)ノ
■約束1 双方の役割をハッキリさせる
番組の冒頭や告知文などで
「Ustreamとニコニコ生放送で二元中継します」
「Ustreamはニコニコ生放送のバックアップです」
等、双方の役割をしっかり告知しておくと、それに応じてお客さんの流れが変わるようです。
具体的には、前者の場合はニコニコが落ちているときにUstreamへお客さんが流れてきました。後者の場合は流れてきませんでした。
特に、ニコニコ生放送の有料延長サービスを使わず、順番待ちで放送延長を繰り返す場合などは、二元中継と謳っておけばお客さんが切断の都度、ある程度Ustreamに移ってくれるので、テンションや話の流れを維持することができます。小さな事ですが、影響は大きいと思います。
なので通常は(休憩を挟みたい・三部構成にしたい、など)番組構成上の理由がない限り、「二元中継」とハッキリ謳った方がよいでしょう。また蛇足ですが、ニコニコのお客さんがUstreamに流れてくると面白い科学反応(!?)も生まれます。これは次項で詳述します。
■約束2 双方のコミュニケーションの違いを理解する
ニコニコ生放送は基本、匿名です。
反面、Ustreamは(Twitterでのソーシャルストリームを使う場合)基本名前入りでのコミュニケーションとなります。
従って、Skypeでの電話突撃・放送場所への生突撃を貰いたい場合や、真面目な意見・長い意見を集める際などは、ニコニコ生放送よりもTwitter+Ustreamのほうが反応が良いようです。なのでTwitterで呼びかける場合は、お客さんの名前やIDを必ず読み上げるようにしてください。
また、ニコニコのお客さんがUstreamに流れてきた場合、そこで出演者との名前入りでのコミュニケーションが生まれると、ニコニコ生放送に戻らない・もしくは戻ってもTwitterの番組ハッシュタグ宛にコメントをし続けてくれる、というケースがあります。出演者との関係性を維持しつづけたい、という当然の要求ですね。私だってそうします。
出演者はこれらを理解してDJをするべきですし、またそれを助けるためにも、Ustream・ニコニコ生放送双方のコメントを一覧できるモニターを用意してやるべきでしょう。
★出演者モニターですが、ノートPCと回線を用意して「ニコ生で自分の放送をウオッチして、Tweet Bubblesで番組のハッシュタグの様子を表示させる」ようにするのがおすすめです。CPUパワーに余裕があれば、このマシンで同時にUstreamの送出をすることもできます(Turon x2 64+EMOBILE 8M+Dsubで小さめの液晶に並行出力してDJの前に設置、で楽勝でした)。
★Ustreamのソーシャルストリーム用設定には、必ずハッシュタグを指定してください。ハッシュタグとユーザーIDを両方指定することもできます。単純に、アドバンスセッティングでソーシャルストリームにユーザーネームをつぶやくように指定したあと、ユーザーネームの入力欄に「@username #banguminohashtag」と両方を入れてやるだけです。
■約束3 ソーシャルストリームを使うかどうかは考える
ニコニコ生放送の住民は、基本的にTwitterのIDを持っていないと考えたほうがよいでしょう。Ustreamでチャットではなくソーシャルストリームのみの放送を選択した場合、ニコニコ生放送から来たお客さんがつぶやいてくれない、もしくはつぶやき始めるまでに長い時間がかかる、といったケースがあります。放送時間が短く、ニコニコ動画のバックアップとしてUstreamを使用している場合などは、ソーシャルストリームではなくUstreamチャットを選択すべきかもしれません。コンテンツに魅力があるなら、ニコニコ動画のお客さんもTwitterのIDを喜んで取ってくれます。
■約束3の2 マシンパワーと回線はたっぷり
「計算では帯域がこれだけあれば大丈夫」
「マシンパワーはこれだけだから何フレームにすれば大丈夫」
といった皮算用は全く通用しません。ニコニコ生放送の住民は、Twitterではなくmixi、2ch、IRCなどに居住していることが多いため、Ustream単体での放送に比べて、告知のために開くブラウザの数がとてつもなく多くなります。ただでさえ2元中継で「放送切れました」「再起動中」「再開なう」などと告知する必要が増えるわけですから、マシンパワーと回線はたっぷり用意したいものです。できれば、告知専用のマシンを用意しましょう。
■約束4 映像ソースは統一しない・音声ソースは統一する
ニコニコ生放送は低画質カメラ、Ustreamは高画質カメラ、とすることをおすすめします。
要するに、ニコニコ生放送ユーザーにUstreamへ移動するインセンティブを呈示するわけです。こうしておけば、ニコニコ生放送が落ちた際にUstreamへ移る、ニコ生が重いからUstreamへ移る、といった流れが自然にできあがり、ユーザー数が平準化できるように思います。
ただし、音声は(ビットレートなどの細かな点はともかく、マイクなどのソースは)統一したほうが良いようです。生理的にも気持ち悪いですしね。
■約束5 事前準備は1時間以上かかるので余裕を見て
出力するメディアが1つ増えると、準備にかかる時間は倍どころか4倍に伸びます。スタートが事前告知した放送時間より1分でも遅れてしまうと、とてつもない機会損失が出ると考えるべきでしょう。ニコニコ生放送の予約をしている場合はなおさら大ダメージです。
書いた人 田中 : 2010年03月14日 07:09
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